浸水被害は都市内陸でも/89
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今年2月、東日本で発生した低気圧は各所に大雨をもたらし、東京都や千葉県の一部で鉄道がストップしたり、道路が冠水したりした。
こうした都市型の浸水被害は過去に内陸部で多数起きている。1999年に東京・新宿区ですさまじい集中豪雨によって住宅地が冠水し、男性が水没した地下室に閉じ込められて死亡した。外階段のドアは水圧で開かず、エレベーターも浸水で動かなかったという。また、2005年には東京・杉並区で集中豪雨により、内水氾濫と河川の氾濫による水害が発生して大きな被害をもたらした。
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週刊エコノミスト
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