教養・歴史書評

ウイグル族弾圧の実態 奇跡の生還者が吐露=楊逸

    ×月×日

     公園の木は淡いピンクにもえてきてウキウキ。それを眺めながら散歩するのがほんとに楽しい。

    『命がけの証言』(清水ともみ、楊海英著、ワック、1200円)を読む。

     中国の新疆ウイグル自治区に「再教育施設(職業技能教育訓練センター)」なる「強制収容所」が存在し、これまでに100万人以上のイスラム信仰のウイグル人が拘束された。ナチスの「アウシュビッツ」に匹敵するそんな「施設」から生還した6人の悲惨な体験を、日本人の著者が漫画に描いた。

    「海外にいたウイグル人に警察から帰国命令が出て、空港に到着したところで逮捕拘束された。そうして収容される施設の通気口からは異臭がし、隣の土地にはなぜか大きな穴が掘られていたり、巨大な焼却炉が建設されている」

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