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暗雲を投げかける4度目の「天底一致」=市岡繁男

     米長期金利の上昇に伴い、内外の株式市場で異変が生じている。例えば、米S&P500株価指数のセクター別の年初来騰落率を見ると、昨年に一世を風靡(ふうび)したハイテク株が下位に沈む一方で、これまで蚊帳の外だったエネルギー株、銀行株が値上がり上位に名を連ねる。日本株も精密、電機、通信は昨年後半以降、勢いを失ったのに対し、海運、非鉄、鉄鋼などの市況関連株は大きく買われている(図1)。

     市場関係者の間では相場の中心はハイテク関連株から重厚長大株に移行したとの声が高まっている。筆者も基本的に同じ考えだが、重厚長大株を買うにはまだ時期尚早だと思う。振り返れば、ハイテク関連株と重厚長大株のトレンドが入れ替わる時、株式市場全体の暴落を伴っているからだ。

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