教養・歴史アートな時間

舞台 劇団東演「血を売る男」 激動の中国現代史背景 普遍性奏でる家族の話=濱田元子

    劇団東演「兄弟」の一場面 成毛彰浩撮影
    劇団東演「兄弟」の一場面 成毛彰浩撮影

     家族とは? 血のつながりとは? 激動の中国現代史の中で、「血」を巡って葛藤し、必死の思いで生き抜いていく家族の物語である。

     原作は中国を代表するベストセラー作家の一人、余華(ユイホア)の小説『血を売る男』(河出書房新社、飯塚容訳)。韓国では2015年、舞台を韓国に置き換えて映画化され、「いつか家族に」の邦題で日本でも公開された。

     余華は1960年、杭州生まれ。張芸謀(チャンイーモウ)監督によって映画化され、カンヌ国際映画祭審査員特別賞を受賞した長編小説『活きる』や、米ニューヨーク・タイムズ紙など海外メディアで発表した評論を集めたエッセー集『中国では書けない中国の話』(河出書房新社、飯塚容訳)などで世界的に知られる。中国では莫言(モーイエン)に続くノーベル文学賞候補としての呼び声も高い。

    残り943文字(全文1291文字)

    週刊エコノミスト

    週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
    有料会員になると、続きをお読みいただけます。

    ・会員限定の有料記事が読み放題
    ・1989年からの誌面掲載記事検索
    ・デジタル紙面で過去8号分のバックナンバーが読める

    通常価格 月額2,040円(税込)

    週刊エコノミスト最新号のご案内

    週刊エコノミスト最新号

    5月24日号

    待ったなし! 相続&登記 来春から新ルールへ16 予期せぬ税負担の危険 来春の大変革に備えよ ■村田 晋一郎18 遺産分割 親から生前贈与・親へ家プレゼント…… 特別受益・寄与分の加味は 10年間限定で登記を促進 ■竹内 亮21 遺言書 手続きは簡素で割安 自筆証書遺言の保管制度 ■飽津 史隆22 [目次を見る]

    デジタル紙面ビューアーで読む

    おすすめ情報

    編集部からのおすすめ

    最新の注目記事