FCV普及などで需要増 最高値更新の日も遠くない=江守哲
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プラチナ価格の上昇基調が続いている。新型コロナウイルスの影響で2020年には一時1トロイオンス=558ドルまで急落する場面もあったが、その後は順調に回復し、コロナ前の高値である1024・80ドルも上回ってきた。さらに新型コロナワクチンへの期待感などで昨年11月以降は上昇が加速。2月には、プラチナ価格はコロナショック時の安値の約2・3倍となる1306・62ドルの高値を付けるなど、強さを見せている。
筆者が動きを見ている主要資産の騰落率(年初~3月24日時点)では、プラチナは石油関連、銅・アルミなどの非鉄に次いで高い上昇率となった。今後のプラチナ相場はどうなっていくのか。有望な投資先となるのか──分析する。
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週刊エコノミスト
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