中国・広東の「日本みたいな街」 “次世代製造業”への脱皮図る=阿部尚行
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「楽しい」「こんにちは」と書かれた日本語の看板、道路には「止まれ」の標識や「都営バス」と書かれたバス停、日本の漫画・アニメ「名探偵コナン」に登場する「毛利探偵事務所」そっくりの看板――。日本の繁華街を模した街並みが、中国南部の広東省仏山市の一角に昨年、突如出現し、話題となった。
日系企業を積極的に誘致し、自動車産業をはじめ日本の「ものづくり」の重要拠点の一つとなってきた仏山市。世界屈指の「親日的」なこの都市で今、日本のものづくりの未来にもかかわる大きな動きが起きている。
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週刊エコノミスト
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