2006年の株価下落は再来するか=市岡繁男
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昨年度の日経平均株価は前年度比62%上昇と戦後3番目の上昇率となった。興味深いことに、その上昇パターンは2005年4月以降の株価とよく似ており、実際、両者の相関係数は0・96と高水準だ。もし株価が今後も15年前と同じ推移をたどるとしたら、次のイメージとなる(図1)。
まず4月下旬に3万1500円で目先のピークをつけた後、6月末までに2割下落する。8月からは再び上昇、来年前半に高値を更新するが、夏場に急落し24年春には1万2000円台になるとい…
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週刊エコノミスト
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