マレーシア 「ラマダンビュッフェ」苦戦=笹沼帆奈望
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マレーシアでは4月13日、イスラム教徒(ムスリム)の断食月(ラマダン)に入った。日中は飲食せず、日没後に家族や友人と大人数で食事を楽しむのが慣習だ。例年、各店が競い合うように多彩な「ラマダンビュッフェ」を展開するが、今年はコロナ禍で滑り出しが鈍いようだ。
南部ジョホール州のあるホテルは、5月12日までのラマダン期間中、いつでも利用できるビュッフェクーポンを前売りし、400枚を売り上げた。ただ、例年に比べて…
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週刊エコノミスト
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