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インドウオッチ コロナ対策失敗の与党が東部主要州で敗北=榎田真奈

西ベンガル州は1億人近い人口を抱える NNA撮影
西ベンガル州は1億人近い人口を抱える NNA撮影

インド コロナ対策失敗の与党が失速=榎田真奈

 インド5州・連邦直轄地で実施された議会選の開票が5月3日に終了した。コロナ禍の選挙となり、国民からどのような審判が下されるか注目を集めたが、モディ首相率いるインド人民党(BJP)の結果は振るわなかった。

 投票は、人口の多い東部の西ベンガル州、南部タミルナド州、ケララ州、連邦直轄地ポンディシェリ、北東部アッサム州で3月末から4月末までに実施された。

 最大の汚点はBJPが最も注力していた西ベンガルでの敗北。結果は、地方政党「草の根会議派(TMC)」が3分の2に相当する213議席を獲得し圧勝。BJPも議席を伸ばしたが、過半数には及ばなかった。

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