国際・政治東奔政走

衆院選では「大阪の悲劇」から学んだ医療ビジョンが問われる=人羅格

医療崩壊が懸念される大阪。大阪府は患者を一時的に受け入れる「入院患者待機ステーション」を開設した(大阪市内で4月22日)
医療崩壊が懸念される大阪。大阪府は患者を一時的に受け入れる「入院患者待機ステーション」を開設した(大阪市内で4月22日)

「大阪の悲劇」繰り返さぬために 衆院選で問われる医療ビジョン=人羅格

 新型コロナウイルス「第4波」への対応に菅内閣が追われる中、通常国会は終盤にさしかかった。内閣支持率急落で政権が浮き足立つ中、東京五輪開催に結論を出すタイムリミットが迫っている。

「逆風」を肌で感じた表れだろう。今国会で与野党対決の筆頭格だった入管法改正案について、与党はあっさり成立を断念した。

残り1886文字(全文2067文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で過去8号分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

3月28日号

東証再編1年 日本株の大逆襲18 大日本印刷、カナデン…… 本気出し始めた低PBR株 ■安藤 大介21 60年ぶり大改革の東証再編 「骨抜き」批判についに本腰 ■編集部23 スクリーニングで探す 株主還元が期待できそうな120銘柄26 プライム経過措置 適用企業の8割が基準未達 スタンダード移行の救 [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事