下水管・ガス電気の注意点=長嶋修
有料記事
「下水道」「ガス・電気」の注意点/97
中古住宅を選ぶ際の注意点について、今回はライフラインの「下水道」「ガス・電気」を説明しよう。
「下水道」はまず、公共下水道に直接放流できるかどうかを確認したい。前面道路に公共下水が通っているかは、前面道路のマンホールのふたを見ればわかる。行政の公共下水であれば、ふたにはだいたい自治体などのマークが付いている。私設のものは「私設ます」といわれ、ふたに行政のマークがない。
公共下水の場合、敷地内にある下水が1カ所にまとまる最終ます(公共汚水ます)は公共のものだ。例えば、何かの理由で下水道が詰まって流せなくなった時は、役所の管轄部署が対応する。建て替えの場合、そのますを移設しなければコストはかからない。
残り1023文字(全文1344文字)
週刊エコノミスト
週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める