海軍も連邦議会も大真面目で議論するUFOの正体=古本陽荘
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もはや娯楽ネタではない 「UFO」が一大安保課題に=古本陽荘
その白黒のビデオ映像は鮮明ではない。しかし、カメラが捉えた球状の飛行体は、左右に振れるように飛んだかと思ったら、突然、海に潜り込んで消えている。
米海軍の沿海域戦闘艦オマハから撮影されたUFO(未確認飛行物体)の映像だ。今年5月に公表したのは、ドキュメンタリー作家のジェレミー・コーベル氏。撮影日は2019年7月で、西部カリフォルニア州サンディエゴ沖で撮られている。複数の米メディアに取り上げられた後、国防総省は映像が海軍撮影のものであることを認めた。さらに、それまでに流出していた海軍戦闘機による別のUFO映像も国防総省として最近、公表した。
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週刊エコノミスト
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