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国際・政治 東奔政走

G7サミットで米国の対中政策を援護射撃した菅首相の真の狙い=及川正也

G7サミットで、菅首相(中央)はバイデン米大統領(左から2番目)を裏から後押しした(英コーンウォールで2021年6月11日) (Bloomberg)
G7サミットで、菅首相(中央)はバイデン米大統領(左から2番目)を裏から後押しした(英コーンウォールで2021年6月11日) (Bloomberg)

サミットで米国後押しの一方 対中強硬論を封じた菅首相=及川正也

 英国での主要7カ国首脳会議(G7サミット)で国際的なマルチ外交の舞台に立った菅義偉首相。現地では、就任後初の海外訪問となったバイデン米大統領が主役で、ジョンソン英首相、マクロン仏大統領、メルケル独首相との個別会談が大きく報じられた。裏方に回ったかのような菅首相だったが、それなりの計算があったようだ。

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