教養・歴史書評

あの「ネッシー」の正体がついに明らかに!=高部知子

広大無辺で千差万別 生物見つめた2冊に驚く=高部知子

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「ネッシー」という単語に久しぶりに触れた。懐かしい。子どもの頃、とてもワクワクしながら大人に交じってニュースを見ていた記憶がある。そのネッシーの正体について書かれた本を見つけた。『ダイオウイカvs.マッコウクジラ──図説・深海の怪物たち』(北村雄一著、ちくま新書、902円)。

 著者は農獣医学部卒でイラストレーターでもあり、見たこともない深海生物をイラストで表現しながら、その生態を詳しく説明してくれる。例えば「ネッシーの正体について」。古い時代の目撃談や写真から、泳ぎ方や尾びれ、色などを分析し、実在する生物と照らし合わせる。子どもの頃に夢中になった海の伝説が作られていく過程と正体が明らかになる過程、その両方に引き込まれていく。

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