地球の巨大な裂け目で噴火したアフリカ・ニーラゴンゴ山=鎌田浩毅
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アフリカ・ニーラゴンゴ山 地球の「巨大な裂け目」で噴火/59
アフリカのコンゴ民主共和国東部に位置するニーラゴンゴ火山(標高3470メートル)が噴火した。5月22日に大量の溶岩が流れ出し、約10キロ離れた人口150万人の都市ゴマに迫った。道路を埋め尽くした高温の溶岩は建物を焼き尽くすなどした。噴火活動はその後、やや勢いを失ってはいるが、これまでに30人を超える犠牲者を出している。
ニーラゴンゴ火山は世界有数の活火山で、頂上には溶岩湖がある。1977年には流れ出した溶岩に襲われて最大2000人が死亡し、2002年には12万人が家を失い250人が死亡した。
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週刊エコノミスト
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