道路、橋、港だけでなく「健康」「家族」も バイデン政権の「インフラ強化」=鈴木洋之
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「健康」「新エネ」も範囲内 バイデン政権のインフラ強靭化=鈴木洋之
筆者は2004年の当地の国際機関でのインターンも含めれば、10~13年のニューヨーク勤務に続いて、3回目の米国勤務となるが、米国のインフラは、一見、いつまでたっても貧弱という印象を持つ。道は相変わらずデコボコで、雪や嵐の際には電線が切れて停電になることも度々あるし、長々と工事が続いている橋も多い。そして「そういうものだ」と割り切る人々の傾向も変わらない。他方で、実際改めて暮らしてみると、この10年で、インターネットを活用した電子決済の進展や人工知能(AI)の活用など、利便性の面で、ソフトを含めた米国のインフラが大きく改善していることを実感する。
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週刊エコノミスト
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