週刊エコノミスト Onlineコレキヨ

小説 高橋是清 第151話 内閣総理大臣=板谷敏彦

(前号まで)

 欧州大戦バブルが崩壊、景況感が悪化する中、総力戦を戦った英米仏同様、普通選挙を求める国民運動が熱をおびる。対応に苦慮する原首相が暗殺される。

 大正10(1921)年11月4日午後7時25分ごろ、時の首相原敬は東京駅で刺殺された。

 ちょうどその時、日本銀行の接待所で打ち合わせをしていた是清は臨時閣議を開くのですぐに来いと呼び出された。

 原はほとんど即死で、日本の政治を止めないためにも、後継や内閣をどうするのか決めなければならなかった。

残り2395文字(全文2620文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で過去8号分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

2月14日号

どうする?どうなる?日銀大検証16 岸田政権「インフレ抑制」へ 10年ぶり総裁交代で緩和修正 ■浜田 健太郎19 インタビュー 軽部謙介 帝京大学教授・ジャーナリスト 日銀が甘くみた内閣の力 「安倍1強」に内部ひょう変21 「 ガラパゴス」日銀 市場機能をマヒさせた「看守」 低金利慣れの財政に大打撃 [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事