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小説 高橋是清 第151話 内閣総理大臣=板谷敏彦

(前号まで)

 欧州大戦バブルが崩壊、景況感が悪化する中、総力戦を戦った英米仏同様、普通選挙を求める国民運動が熱をおびる。対応に苦慮する原首相が暗殺される。

 大正10(1921)年11月4日午後7時25分ごろ、時の首相原敬は東京駅で刺殺された。

 ちょうどその時、日本銀行の接待所で打ち合わせをしていた是清は臨時閣議を開くのですぐに来いと呼び出された。

 原はほとんど即死で、日本の政治を止めないためにも、後継や内閣をどうするのか決めなければならなかった。

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