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教養・歴史 著者に聞く

著者に聞く 『シェフたちのコロナ禍 道なき道をゆく三十四人の記録』 著者 井川直子さん

著者に聞く 『シェフたちのコロナ禍 道なき道をゆく三十四人の記録』 著者 井川直子さん

 ◆著者 井川直子さん(文筆家)

何が正解なのかわからない 危機にこそ行動する料理人たち

 2020年春。コロナ禍が迫りくると、飲食店に対する自粛要請と世間の圧力が目立つようになった。

「シェフたちは、皆さんにおいしく食べてもらうことを無上の喜びとしている人たちです。それが、 “みんな自主休業しているのにお前は開けるのか”と言われる。信じてきたものが崩壊していく恐怖の時期でした」

 そして緊急事態宣言が発令。井川さんは居ても立ってもいられず、ほぼ毎日取材して1・6日に1回のハイペースでウェブサイトに文章を発表し始める。その数実に34人。それをまとめたのが本書だ。

残り1030文字(全文1353文字)

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経済学の現在地16 米国分断解消のカギとなる共感 主流派経済学の課題に重なる■安藤大介18 インタビュー 野中 郁次郎 一橋大学名誉教授 「全身全霊で相手に共感し可能となる暗黙知の共有」20 共同体メカニズム 危機の時代にこそ増す必要性 信頼・利他・互恵・徳で活性化 ■大垣 昌夫23 Q&A [目次を見る]

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