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次の危機はデフレではなく「インフレ」に=市岡繁男

    次の危機はデフレではなく「インフレ」に=市岡繁男

     金融面からみたアメリカ大恐慌の特徴は、マネーサプライM2(現金通貨と預金の合計)が1930年から4年連続で前年比マイナスになったことだ(図1)。このため33年の同残高は29年比3割も減少し、それに伴って名目GDP(国内総生産)も半減する事態となった。

     マネーの総量が減った原因は株価の暴落や、銀行、大企業の倒産がスパイラル的に生じたからだ。恐慌の深化に伴って手元に現金を保有する人が増えたので、通貨流通量だけは増加した(図1…

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