教養・歴史アートな時間

舞台 iaku「フタマツヅキ」 隣の部屋から聞こえる父の噺 家族を通し、社会のひずみ描く=濱田元子

出演者のモロ師岡と杉田雷鱗
出演者のモロ師岡と杉田雷鱗

 緻密な会話で人々のうごめく心模様を織り上げていく。横山拓也は、いま最も注目を集める気鋭の劇作家・演出家の一人だ。大阪発の演劇ユニットiaku(いあく)を主宰し、全国区で活躍する。

 作品は自身のユニット公演にとどまらず、俳優座をはじめとする新劇の劇団などに書き下ろし、ファンを広げている。今秋、立て続けに新作が上演されるのもその人気の証しだ。

 iaku公演として上演するのは「フタマツヅキ」(作・演出とも横山)。バブル景気の1980年代を謳歌(おうか)し、お笑い芸人から転身した噺(はなし)家くずれの父・克(モロ師岡)と、経済的にも社会的にも苦難の時代を生きる2000年代生まれの息子・花楽(杉田雷麟(らいる))を軸に、家族それぞれの生き方の葛藤を描く。

残り953文字(全文1280文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で過去8号分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

2月7日号

賃上げサバイバル16 大企業中心の賃上げブーム 中小の7割は「予定なし」 ■村田 晋一郎19 インタビュー 後藤茂之 経済再生担当大臣 賃上げは生産性向上と一体 非正規雇用の正社員化を支援20 「賃上げ」の真実 正社員中心主義脱却へ ■水町 勇一郎22 賃上げの処方箋 「物価・賃金は上がるもの」へ意 [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事