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週刊エコノミスト Online 脱炭素・DX 技術革命 

京都のロボティクス企業テムザックの新モビリティーが京都で事業化へ=土方細秩子

レンタル事業で使用される「ロデム」 テムザック提供
レンタル事業で使用される「ロデム」 テムザック提供

京都発! 観光から医療・介護でも活躍 ロボ時代切り開くベンチャー=土方細秩子

 自動運転を生かしたモビリティーサービスの実証実験が各国で行われる中、世界に先駆けて採算の取れるビジネスモデルにしようというプロジェクト「京都モビリティー」(仮称)の中心となっているベンチャーがある。2000年創業、従業員25人のロボティクス会社テムザック(京都市)だ。同社の技術陣はロボット工学やデータ解析のエキスパートからなる少数精鋭。若い企業だが世界でも類を見ない独自の高機能製品を次々と打ち出している。(脱炭素・DX 技術革命)

 その一つが「ロデム」という1人乗り電動車両の開発。ロデムは電動車椅子、歩道を走行する低速車両(最高時速6キロ)、車道を走行する低速車両(最高時速12キロ)、さらに第5世代通信規格5Gを用いた遠隔操作による走行、GPS(全地球測位システム)による完全自律走行型自動運転という、さまざまな機能を持つ。

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