経済・企業ワールドウオッチ

NY不動産業界の救世主、グーグルが約2300億円でビル購入へ=橋本孝

マンハッタン区の大型オフィスビルにお購入を決めたグーグル Bloomberg
マンハッタン区の大型オフィスビルにお購入を決めたグーグル Bloomberg

ニューヨーク グーグルが約2300億円ビル購入=橋本孝

 IT大手グーグルは、マンハッタン区の大型オフィスビル「セント・ジョン・ターミナル」を21億ドル(約2300億円)で購入を決めた。単一ビルの取引額としては新型コロナウイルスの発生以降、最高額となり、コロナ禍で打撃を受けたニューヨーク市の不動産業界にとっては久しぶりの明るいニュースとなった。

 今回購入を発表したオフィスビルは3年前から同社がリース。同社はすでに確保している同じマンハッタン区の複数のビルと合わせ、東海岸本社とする。グーグルは従業員の約2割は在宅勤務、残りの従業員が週のうち数日を出社するハイブリッド勤務モデルを採用する。

残り234文字(全文529文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で過去8号分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

6月13日号

電力が無料になる日 NTT、東電、トヨタが拓く未来14 NTT、東電、トヨタの共闘 捨てる再エネは「宝の山」 ■金山 隆一18 インタビュー 森島龍太・電池サプライチェーン協議会業務執行理事「電池は国家のエネルギー戦略そのもの」19 電池のリユースは自動車業界の命綱 ■藤後 精一20 EV電池の送電 [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事