NYなど米北東部で西ナイル熱の流行の兆し、感染者は前年の約3倍=冷泉彰彦
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ニューヨーク 西ナイル熱流行に警戒=冷泉彰彦
ニューヨークを中心とした米北東部で、西ナイル熱の流行が懸念されている。西ナイル熱は北米では夏から秋にかけて流行し、主には蚊を介して人に感染する。ここ数年は沈静化していたが、ニューヨーク市内では今年、10月下旬時点で前年比の約3倍となる20人の感染が確認された。
西ナイル熱は感染しても約8割が無症状で、軽症であれば1週間程度で回復する。一方、西ナイル脳炎を併発した場合、重篤化の恐れがある感染症だ。
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