国際・政治ワールドウオッチ

民間酒屋の大改革、酒屋からボトルが消えた月=本多かおり

政府運営の酒店は開いているものの棚は空っぽだ 筆者撮影
政府運営の酒店は開いているものの棚は空っぽだ 筆者撮影

インド 酒屋からボトルが消えた=本多かおり

 デリー準州政府では、酒販売権が入札にかけられ、民間酒屋の大改革が行われている。酒店マフィアの排除や地域の酒店数の偏りの平均化など、消費者へのサービス向上を目的としている。

 一方、政府は、民間酒屋に対する税金徴収を徹底し、税収増加も狙っているようだ。入札により酒販売権を獲得した企業は、価格を自由に設定できるようになる。入札を有利に進めるため、当初は販売価格…

残り300文字(全文500文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で過去8号分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

6月6日号

上がる金&揺らぐドル 史上最高値への地殻変動16 米実質金利との逆相関 崩れた背景に中銀の買い ■村田 晋一郎/谷道 健太19 これで分かった! 「金」の基礎知識 Q&A ■池水 雄一 徹底展望 2023年末 金価格の見通し22 2300ドル 非民主的国家が買い増し 西側への不信で分断拡大 [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事