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経済・企業 ワールドウオッチ

タイ 中国企業が存在感で日系しのぐ=北見創

2014年にタイに進出した上海汽車の工場 筆者撮影
2014年にタイに進出した上海汽車の工場 筆者撮影

 中国企業のタイ進出が盛んになっている。タイ投資委員会によると、タイの2021年上半期の外国直接投資認可額では中国が244億バーツ(約830億円)と19%を占め、日本を上回り最大となった。

 タイへの投資国としては、長らく日本が圧倒的な地位を誇っていたが、近年は中国の存在感が日本企業を上回っている。

 最大の財閥チャロン・ポカパン(CP)グループは21年、中国企業と合弁で手掛けた大規模な工業団地の販売を開始…

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