40年間の米金利低下局面は終焉へ=市岡繁男
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40年間の米金利低下局面は終焉へ=市岡繁男
米国の実質GDP(国内総生産)は2021年1〜3月期が6・3%(前期比年率)、4〜6月期は6・7%と順調に成長してきた。だがアトランタ連銀の予測(GDPナウ)によると、物価の上昇などで個人消費が伸び悩み、7〜9月期は0・2%に急減速するという。
GDPナウは今年8月以降、新たな経済統計が出るたびに予測を引き下げてきた。特に今年8月分のPCEデフレーター(米連邦準備制度理事会〈FRB〉が重視する物価統計)が4カ月連続で前年比4%台と…
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週刊エコノミスト
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