ロシア 広まるワクチン接種証明書の偽造=前谷宏
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ロシアで新型コロナウイルスのワクチン接種証明書の偽造が社会問題となっている。ロシア製ワクチン「スプートニクV」を開発した国立研究所によると、ワクチン証明を持っているのに新型コロナに感染して重症化した患者を調べたところ、約8割が実際には接種を受けていないことが判明したという。
同国では接客業などの従業員にワクチン接種を義務づける動きが広まっており、飲食店などの入店時に証明書の提示を求める制限措置も一部…
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週刊エコノミスト
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