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台湾屏東県に輸出マンゴー加工場建設、庶民派の人気県長からの要請で即決=井上雄介

東京の小売店でバナナの販路を開拓する潘県長(左) 屏東県政府のホームページより
東京の小売店でバナナの販路を開拓する潘県長(左) 屏東県政府のホームページより

台湾 次々に工場を誘致する人気首長=井上雄介

 マンゴーやパイナップルなど果物の産地として知られる台湾南部の屏東県で、輸出用果物の加工施設「国際級農業包装加工場」の建設が決まった。報道によると、10月末、蘇貞昌行政院長(首相)が屏東県を視察した際、同県長(知事)の潘孟安氏が中央の支援を直訴して実現した。

 加工施設は、果物の鮮度を保つ低温倉庫を備えるほか、特産「愛文マンゴー」の日本や韓国への輸出を増やすために両国が義務付けるくん蒸処理施設を設ける。潘氏は水産品加工場と食肉市場の移転計画も直訴して認められた。

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