スマートグラスが拡大期に入り、3D仮想空間の広がりをけん引へ=津村明宏
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拡大期に入るスマートグラス 3D仮想空間への「窓口」に=津村明宏 電子デバイスの今/56
スマートフォンに次ぐコミュニケーションツールとして期待を集めるスマートグラス市場が、いよいよ本格的な拡大期に入ってきた。ここにきて世界的な大手IT機器メーカーが相次いで新製品の開発を発表し、これまで先行してきた業務用に続いて一般消費者向けにも販売を開始。以前の製品はゴーグルのような外観で重量も重かったが、最新の製品は一般的なメガネとほぼ同様の外観へ進化し、大幅な軽量化も進んでいる。
インターネット上に作られた3D(三次元)仮想空間「メタバース」の広がりがAR(拡張現実)やVR(仮想現実)の普及を今後いっそう後押ししていくと予想される中、スマートグラスはその入り口になるツールとして2022年も大きな注目を浴びそうだ。
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週刊エコノミスト
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