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南アフリカ 22年のワイン用ブドウ生産は良好、伸び悩むワイン輸出に課題=堀内千浪

西ケープ州のワイン用ぶどう畑 筆者撮影
西ケープ州のワイン用ぶどう畑 筆者撮影

南アフリカ 22年ワイン用ブドウは良好=堀内千浪

 世界有数のワイン生産地である南アフリカで、2022年1回目のワイン用ブドウの収穫量作付け予測が発表された。業界団体は、今年の収穫量は21年比で若干減少する見通しであるものの、過去5年の平均量より良好だと報告した。降水量が多かったことが主な要因としている。

 生産地別では、観光地で有名なステレンボッシュが14%増なのに対し、西ケープ州オリファンツリバー地区は農家が収入が大きい干しブドウなどの作物生産に転換したため、5%減と予想された。

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