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米中の人口減少が下押し世界経済の成長=市岡繁男

米中の人口減少が下押す世界経済の成長=市岡繁男

 2021年の米人口増加率は前年比0・1%(約39万人増)だった。増加率がこれほど小さかったのは、スペイン風邪と第一次世界大戦の影響で人口が減少した1918年以来のことだ(図1)。コロナ禍による死亡者増加が要因だ。だが人口増加率は92年をピークに趨勢(すうせい)的に低下している。米国勢調査局によると、少子化と移民の減少、高齢化の結果だという。

 また今年1月には中国国家統計局が、昨年の出生率は5年連続で減少と発表した。これは「大躍進政策」による失政で、餓死者が続出した61年をも下回る水準だ。総人口は未発表なので不明だが、約14億人の人口を抱える中国で人口減少が始まった可能性がある。

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