フィリピン 首都圏と北部を結ぶ鉄道計画始動、中国企業3社が約3205億円で受注=竹内悠
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フィリピン 国鉄南線敷設で経済圏拡大=竹内悠
フィリピンのマニラ首都圏とルソン島の南端を結ぶフィリピン国有鉄道(PNR)の「南長距離プロジェクト(総延長565キロ)」で、1月18日に中国企業3社から成る共同事業体が第1期の設計・建設を受注した。中国政府の借款により実施される大型事業で、受注額は1420億ペソ(約3200億円)となる。
プロジェクトの第1期では、首都圏南方のラグナ州カランバ市バンリクからルソン島南部のアルバイ州ダラガまでの380キロ区間を結ぶ。運輸省にとって、1件の鉄道契約で最大規模となる。
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