経済・企業ワールドウオッチ

エチオピア EV市場の隠れた穴場、元金メダリストも商機狙い参入=関隆夫

電力の時給が可能なエチオピアは、EVの穴場市場になる可能性も 筆者撮影
電力の時給が可能なエチオピアは、EVの穴場市場になる可能性も 筆者撮影

エチオピア EV市場の隠れた穴場=関隆夫

 ガソリン車から電気自動車(EV)への転換を図る世界の動きが活発だ。雇用の「公正な移行」などの悩みを抱える先進工業国に対し、そもそもの産業基盤は脆弱(ぜいじゃく)だが、電力の自給が可能なエチオピアは、将来、EVの穴場市場になるかもしれない。

 エチオピアは、慢性的な外貨不足が有名だ。それでもエチオピア政府は、輸入を減らして外貨を節約し、国内資源を活用するとの明確な方針を出しており、…

残り317文字(全文528文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

4月30日・5月7日合併号

崖っぷち中国14 今年は3%成長も。コロナ失政と産業高度化に失敗した習近平■柯隆17 米中スマホ競争 アップル販売24%減 ファーウェイがシェア逆転■高口康太18 習近平体制 「経済司令塔」不在の危うさ 側近は忖度と忠誠合戦に終始■斎藤尚登20 国潮熱 コスメやスマホの国産品販売増 排外主義を強め「 [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事