週刊エコノミスト Onlineグラフの声を聞く

戦争で今後10年はインフレの時代に=市岡繁男

 昨年11月以降、米連邦準備制度理事会(FRB)が量的緩和策の規模を縮小したことにより、金利が上昇傾向にあった(図1)。昨年の国債新規発行額(6・7兆ドル)の57%を購入する「大口投資家」が国債購入額を減額する以上、金利が上がるのは当然だった。

 こうした中、ロシアのウクライナ侵攻で商品相場が高騰し、長期金利は節目の2%を突破した。戦争は次の三つの理由から物価を押し上げるという。(1)禁輸、制裁、戦闘によりサプライチェーン(供給網)が破壊される、(2)…

残り341文字(全文568文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で過去8号分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

8月9日・16日合併号

世界経済 ’22年下期総予測第1部 世界経済&国際政治14 米国は景気後退「回避」も 世界が差し掛かる大転機 ■斎藤 信世/白鳥 達哉17 米ドル高 20年ぶり高値の「ドル指数」 特徴的な非資源国の通貨安 ■野地 慎18 米長短金利の逆転 過去6回はすべて景気後退 発生から平均で1年半後 ■市川 雅 [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事