スウェーデンでも非常事態の準備をする市民が増加 避難所の情報などを確認=綿貫朋子
有料記事
スウェーデン 「シェルター地図」が注目の的に=綿貫朋子
ロシアによるウクライナ侵攻を受け、スウェーデンでも非常食の備蓄や避難所の確認など、非常事態の準備をする市民が増えている。注目が高まっているのが、同国の社会防護危機準備庁(MSB)が発行する「もし危機や戦争が起こったら」という冊子と「シェルター地図」だ。
冊子「もし危機や戦争が起こったら」は備蓄品リストや、テロや軍事衝突が発生した場合の注意事項、国の防衛体制の概要などをまとめている。もともと、2018年に政府の指示でスウェーデンの全世帯に配布された冊子で、当時はその不穏な内容に、「一体何が起こるんだろう」と冗談まじりに家人と話した記憶がある。
残り231文字(全文532文字)
週刊エコノミスト
週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める