干ばつのロサンゼルスで節水策=土方細秩子
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カリフォルニア 庭の水やりを週2日に制限=土方細秩子
干ばつが続くロサンゼルス市で、6月1日より厳しい水の制限を開始した。住所の番地が奇数の家は月曜と金曜、偶数の家は木曜と日曜のみ庭の水やりが認められるというものだ。企業、集合住宅、公園などのスプリンクラーも同様で、1回につきスプリンクラーの稼働時間は8分間となる。
市は監視のための特別職を設定し、特に水の消費の多い地域への見回りを行う。違反に対して初回は警告のみだが、2回目は200ドル(約2万7000円)、3回目は400ドル、4回目は600ドルの罰金を徴収する。一方、庭の芝生を剥がすことに同意する家庭には1平方フィート(約0.09平方メートル)当たり3ドル、また節水型の洗濯機に買い換える場合は最大で500ドル、節水型トイレで最大250ドルの補助金が提供され…
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週刊エコノミスト
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