新規会員は2カ月無料!「年末とくとくキャンペーン」実施中です!

週刊エコノミスト Online グラフの声を聞く

シェミッタ年が終わる来月は“債務免除”?=市岡繁男

ユダヤの安息年「シェミッタ」と株安

「古代ユダヤでは7年ごとに『シェミッタ』という安息年を設けて債務免除を行った。それは今も同じで、1903年から2008年まで過去16回の当該年を検証すると、株価が25%以上下落した年は9回もある。他にもロシア革命など歴史的な大事件が起きており、その度に『債務免除』が行われた。そのシェミッタ年は21年9月~22年8月、つまり今だ」(本誌21年12月7日号の当コラム)。

 過去のシェミッタ年のジンクスにたがわず、今回もロシアのウクライナ侵攻という大事件が起きた。株価も米ナスダックは年初から28%も下落し、台湾や韓国株も2割超の落ち込みだ。商品相場も、景気に敏感なアルミや銅は大幅安で、これまで高騰していた原油も6月高値から2割弱も下げている(図1)。

残り249文字(全文591文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)が、今なら2ヶ月0円

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

12月3日号

経済学の現在地16 米国分断解消のカギとなる共感 主流派経済学の課題に重なる■安藤大介18 インタビュー 野中 郁次郎 一橋大学名誉教授 「全身全霊で相手に共感し可能となる暗黙知の共有」20 共同体メカニズム 危機の時代にこそ増す必要性 信頼・利他・互恵・徳で活性化 ■大垣 昌夫23 Q&A [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事