教養・歴史アートな時間

半世紀前の新劇を“やり直し”て次世代へ伝える 濱田元子

「夢・桃中軒牛右衛門の」の一場面 撮影:横田敦史
「夢・桃中軒牛右衛門の」の一場面 撮影:横田敦史

舞台 流山児★事務所 「美しきものの伝説」

100年前の青春群像劇 現代の若者が“肉体化”

 大正という時代をエネルギッシュに駆け抜けた、社会主義者や演劇人、女性解放運動家らを描く宮本研の「美しきものの伝説」。幸徳秋水らが死刑になり社会主義が「冬の時代」を迎える契機となった大逆事件から、関東大震災直後までが舞台だ。1968年の文学座初演以来、上演が重ねられてきた。

 今年は関東大震災から99年、大逆事件死刑判決執行から111年。「宮本研連続上演」の第2弾として、この人気作に、流山児祥率いる流山児★事務所が、現代の若い演劇人をもって真っ向勝負を挑む。

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