新規会員は2カ月無料!「年末とくとくキャンペーン」実施中です!

教養・歴史 アートな時間

半世紀前の新劇を“やり直し”て次世代へ伝える 濱田元子

「夢・桃中軒牛右衛門の」の一場面 撮影:横田敦史
「夢・桃中軒牛右衛門の」の一場面 撮影:横田敦史

舞台 流山児★事務所 「美しきものの伝説」

100年前の青春群像劇 現代の若者が“肉体化”

 大正という時代をエネルギッシュに駆け抜けた、社会主義者や演劇人、女性解放運動家らを描く宮本研の「美しきものの伝説」。幸徳秋水らが死刑になり社会主義が「冬の時代」を迎える契機となった大逆事件から、関東大震災直後までが舞台だ。1968年の文学座初演以来、上演が重ねられてきた。

 今年は関東大震災から99年、大逆事件死刑判決執行から111年。「宮本研連続上演」の第2弾として、この人気作に、流山児祥率いる流山児★事務所が、現代の若い演劇人をもって真っ向勝負を挑む。

残り1073文字(全文1347文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)が、今なら2ヶ月0円

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

12月3日号

経済学の現在地16 米国分断解消のカギとなる共感 主流派経済学の課題に重なる■安藤大介18 インタビュー 野中 郁次郎 一橋大学名誉教授 「全身全霊で相手に共感し可能となる暗黙知の共有」20 共同体メカニズム 危機の時代にこそ増す必要性 信頼・利他・互恵・徳で活性化 ■大垣 昌夫23 Q&A [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事