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マーケット・金融グラフの声を聞く

1998年のドル急落の再来もありえる円安局面 市岡繁男

この半年間で2割以上も円安が進んた。あまりの展開の速さに戸惑うばかりだが、似たような局面は1998年にもあった。この時は金融危機等を背景に2年半で4割も円安になった。当初は日米金利差の拡大で円安になっている。だが金融機関の破綻が相次いだ97年後半以降は、金利差とは無関係に円安が加速し、98年8月には8年ぶりに147円台となった。

 その数日後、ロシアは債務償還の停止を発表する。この時、大手ヘッジファンドのLTCMは、ロシア国債を買って米国債を空売りするペアトレードに注力していた。その投資が裏目に出て同社は巨額の含み損を抱えてしまう。その事実を知った世界の金融市場は動揺し、ドル・円はドルが3カ月足らずの間に約40円、27%も急落したのだった(図1)。

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