カリフォルニア州南北高速鉄道計画が一歩前進 中島和宏
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カリフォルニア州の南北大都市圏を結ぶ高速鉄道計画がまた一歩前進した。州北部の大都市圏、わずか50マイル(約80キロ)だが人口の密集するベイエリア区間に対する環境分析保全計画が先月下旬に認可されたのである。高速鉄道が完成すれば、サンフランシスコ─ロサンゼルス・アナハイム間500マイル(約805キロ)が3時間以内で移動できるようになる。
高速鉄道プロジェクトは、2015年に試験区間である州中央部地域で竣工、南北に向けて3区間120マイル(約190キロ)で延伸工事が進んでいる。今回の認可で33年完成に向けてさらに弾みがついた。
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