南アフリカも13年ぶりの高インフレ 人口の半数占める貧困層に打撃 平野光芳
有料記事
南アフリカの今年7月の消費者物価指数は前年比で7.8%上昇し、13年ぶりの高いインフレを記録した。ロシアによるウクライナ侵攻に端を発した食料やエネルギー価格の上昇の影響が南アでも鮮明だ。
南ア統計局によると上昇が著しいのは食料や飲料、電気、医薬品といった非耐久財で、食料・非アルコール飲料は同9.7%の上昇だった。筆者はヨハネスブルクで暮らしているが、スーパーを訪れると「2、3カ月前に比べて値…
残り299文字(全文497文字)
週刊エコノミスト
週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める