オーストラリアの君主代替わりでも共和制移行論は盛り上がらず 守屋太郎
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エリザベス英女王の死去に伴い、チャールズ3世が豪州の君主に就任したが、豪州では自国の大統領を元首とする共和制移行の機運があまり高まっていない。
豪州では1990年代に共和制移行の論議が盛り上がったことがある。その後、共和制移行の改憲案が99年の国民投票で否決されると、運動は一気に沈静化した。一方で当時は「次に国王となるチャールズ氏を支持しないだろう」との見方もあった。チャールズ新国王はこの頃、現王妃の…
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