【週刊エコノミスト創刊100年キャンペーン実施中】いまなら週刊エコノミストオンラインをお申し込みから3カ月間無料でお読みいただけます!

マーケット・金融グラフの声を聞く

金利上昇で銀行の資産拡大に逆風 市岡繁男

 世界最大級のヘッジファンド、エリオット・マネジメント社は11月上旬、顧客に「世界は戦後最悪の金融危機に向かっている」と警鐘を鳴らした。「安価な資金の時代は終焉(しゅうえん)を迎え、金融は極度のストレスに晒(さら)されている。バブル崩壊で株価はピーク時の半値に向かい、『1987年や2000年、08年の金融危機は何とかなった』という経験則は通用しない」という。同社は77年の設立以来、2回しか損失を出していない。

 米金融サイトGold Money.comも同様の警告を発している。「長期の金利低下局面が終わった今、600兆ドル規模のデリバティブ解消過程で、金融システムを揺るがす損失が発生する」というのだ。いわく「銀行の利益はバランスシート(B/S)の総資産と純資産の比率(レバレッジ)を拡大することで増える。世界の金融システム上、重要な大手行の中で、最もレバレッジの高い銀行は欧州と日本にある(図1)。

残り228文字(全文630文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で過去8号分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)が、今なら3ヶ月0円

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

12月6日号

狭まる包囲網 税務調査 富裕層、暗号資産、リベート……14 国税が示す相続財産評価 “伝家の宝刀”の3基準 ■加藤 結花17 狙われる富裕層 海外口座情報は190万件超 円安で多額の為替差益に注意 ■高鳥 拓也20 海外財産 「3調書」が国税の捕捉の武器 富裕層を狙い提出義務者拡大 ■多田 恭章23 [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事