国際・政治闘論席

「2大政党制=民主主義の理想」は思い込み 片山杜秀

撮影 中村琢磨
撮影 中村琢磨

片山杜秀の闘論席

 米国の選挙。近年、予想が当たらなくなった気がする。特にトランプ氏が大統領選挙に当選した頃からだ。世論調査や従来の分析方法が通用しなくなっているのだろう。

 米国は英国と並び2大政党制の国といわれてきた。米英はデモクラシー先進国とも呼ばれ、事実そうだったから、2大政党制こそ民主主義の理想と思い込む人も、特に日本には多かった。

 はて、そもそもなぜ、米英で2大政党制が長く機能してきたのか。米英が近代資本主義の時代の、圧倒的勝者であったからではないのか。それぞれの国の歴史に大波乱は幾つもあった。が、基本的には度外れた富国であった。

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