中国本土との出入境全面再開で香港の予測成長率3.8% 江藤和輝
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2月6日に香港と中国本土の出入境が全面的に再開された。1月8日に再開の第1段階が実施され隔離は撤廃されたが、事前の予約やPCR検査が必要で、一部の出入境管理所は閉鎖されたままだった。2月6日からは予約不要、出入境枠も設けず、本土への入境者は過去7日以内に外国や台湾での滞在歴がなければPCR検査は不要となり、残りの出入境管理所も開放された。
入境処によると、全面再開した6日だけでも出入境者数は約24万3000人(午後8時時点)。うち出境は12万8000人、入境は11万人余り。1月8日から2月2日の約1カ月間では77万人が出境、70万人が入境し、1月の飲食業界の売り上げは新型コロナウイルス流行前の90%に回復した。
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週刊エコノミスト
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