プーマとナイキの“脱カンガルー皮革”は豪州農家を悩ませるか 守屋太郎
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独プーマ、米ナイキのスポーツシューズ大手2社が3月、相次いでカンガルー皮革の使用をやめ、人工皮革に切り替えると発表した。
カンガルー皮革は軽量で耐久性が高く、サッカーシューズなどに重宝されており、プーマによるとアルゼンチンのマラドーナやブラジルのペレら伝説的サッカー選手も愛用した。一方でカンガルー猟をめぐっては、母親が撃たれて死ぬと育児嚢(のう)に残された子どもも餓死するとして、非人道的だとの批判が根強い。2社は動物愛護の観点から今回…
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週刊エコノミスト
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