ドイツの北部と西部で風力開発が加速 柿添紘光
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ドイツ西部、ノルトライン・ウェストファーレン(NRW)州で風力発電機の設置が加速している。今年に入り82件の設置申請が行われ、14基が新規稼働した。
州政府が決めた設置場所の規制緩和で、郊外の農地や牧草地での設置から、新ルールでは産業エリアや商業エリアでの開発が容易になったのだ。
州政府は2032年までに州面積の1.8%に当たる約6万ヘクタールを用地として活用する予定だったが、25年に前倒しを決定。研究機関はルール変更で新たに12.6万ヘクタールの開発が…
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週刊エコノミスト
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