南アフリカで「完全停電」への警戒高まる 平野光芳
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慢性的な電力不足が続く南アフリカで、国全体で数日から数週間も停電する「完全電力喪失」への懸念が高まっている。現地の日本大使館も3月下旬、在留邦人らに注意を喚起する通知を出した。
電力網は需要と供給が常に一致している必要があり、需要過多でバランスが崩れると最悪、全発電所が緊急停止してしまう。そうなると復旧は容易ではなく、まず外部電力なしでも作動する水力発電所などを起動させ、その電力を火力、原子力発電所に回して順番に再起動させなければならない…
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週刊エコノミスト
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