マンハッタンで改築開店したティファニー旗艦店の防犯策とは 冷泉彰彦
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米国を代表する宝飾店ティファニーは、2021年に買収されてLVMHグループの一員となった。その前から進められていたニューヨークの旗艦店舗の改築が完成。5月からは本格的な営業に入ったが、問題は依然として改善しない治安だ。
購入した高額商品を抱えた人を狙った「ひったくり」などの路上強盗だ。その件数は、コロナ禍以前と比べると拡大している。
そこでティファニーが採用した自衛策が、袋にカバーをかけるという作戦だ。ティファニーの場合は、ロゴの入った水色の紙袋がブランドイメージを体現しており、購入した客も商品を水色の袋に入れてもらうことに喜びを感じるという。
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週刊エコノミスト
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