米IT株のヘッジとみなされる日本株 市岡繁男
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日本株の快進撃は海外でも注目されている。5月20日付英『フィナンシャル・タイムズ』紙は次の分析を行った。
骨子は、①日銀が金利上昇を抑制した結果、円は過去20年間で最安となり、日本株はお買い得となった。②日本のインフレ率が予想以上に強かったり、米国が景気後退で利下げを行えば、日米金利差が縮小し円安の柱が一気に崩れる可能性がある。③外国企業が円安を利用して日本企業を安く買いたたくなら、日本の当局は警戒心を抱くだろう。これが最大の懸念事項だ。④アップル1社で米小型株指数の時価総額を上回っている。…
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